「さすが駐在員は違いますね」と一度だけ言われたことがある

ロンドンに話をもどそう。ロンドンに4年間いて、一度だけ、お客様から「さすが駐在員は違う」と言われたことがあります。 それは、日本の某重工メーカーの子会社の役員を、場末のストリップ・パブにお連れしたときでした。その方は、「ロンドンにはもう何度…

靖国神社にお参りしました

今朝、出勤途上で、九段下の駅に着くときに、「そうだ、靖国にお参りしよう」と思って、途中下車して簡単にですが、お参りしてきました。 戦争で死ねば、現人神である天皇陛下がお参りしてくれるという約束だったのに、天皇陛下はもう来なくなった。僕が行っ…

土地勘を持てない不思議な空間

オリンピックの閉会式で、スパイスガールズが登場するときに、黒のオースチン(実際は日産が製造していたと記憶する)のタクシーが登場した。ロンドンといえば、黒いタクシー。あれは、けっこう中が広々としていて、向かい合って座ると5人くらい乗れる。ロンド…

すべて美しいものは隠されている街  実はロンドンはおいしい

僕がロンドンに住んだのは1993年10月から4年間強宇宙航空専門商社の駐在員として、フランスとイギリスの仕事のお手伝いをしていたお客様の中には、何度も何度もロンドンに滞在した経験をお持ちで、今更駐在員の助けなど不要という方もおられたが、そういう冷…

幸いにして之を得れば坐して以て旦を待つ

金曜日夕方から、土曜日午前、土曜日夕方、日曜日午前と、合気道三昧の週末だった。土曜日の夜の稽古は、月窓寺で、多田師範がイタリアから帰国されて初めての指導だったこともあり、非常に緊張感も充実感もある稽古だった。合半身の片手取りで、入り身投げ…

ギリシャ悲劇は観る者を運命共同体に引き込む

観るスポーツは嫌い、ボケっと観て何になるんだ なんてことを時々言っているから、 オリンピック観戦していると息子たちや妻が 「あら、観るスポーツは時間の無駄じゃないの?」 と嫌味を言ったりするま、観たいときは観ている。柔道よりレスリングのほうが…

動かない相手を礼の力で動かす方法

1994年のことだったか仕事で調査報告書をつくる必要があり、知り合いのロンドン在住の長いインド人にお願いして、いいコンサルタントを紹介してもらった。そのコンサルタントは、アメリカのワシントンDCに住んでおられる方で、すでに公務は引退しておられる…

我々は光の生まれ変わりである

ゴールデン・ウィークに、アメリカ・ニューヨーク州郊外にある荒川修作の遺作「バイオスクリーブ・ハウス」の見学を兼ねて掃除をしたとき、光の美しさに開眼した。ここを訪れて以来、私の中に光に対する受容体ができたようだ。先週の土日に、東久留米市にあ…

ロマノフ王家が建てたロンドン・ウォール・ビルディングス

ロンドン・オリンピックの女子マラソンで、久々にシティーの街の様子を見た。1993年10月から丸4年間、シティーで勤務していた記憶がよみがえってきた。マラソン選手が走り抜けたイングランド銀行の脇にウォータールー・シティー線のシティー駅があり、階段を…

天皇賞の馬身通過時間 - 文明の鼻先から尻尾までがゴールを通過する

かつて5月3日は、憲法のことについてあれこれと考える日であったが、今年はまったく何も考えなかった。 言語学や情報理論を学ぶと、ヒトの言語で定められた法について考えたり、語ることが、いかに空しいことであるかを知る。もはや憲法については、考える…

希望を捨てる勇気なんてトンデモナイ!

今こそ希望をもって生きることができる時代になったのだ 経済評論家でブロガーの池田信夫さんが「希望を捨てる勇気」というもっともらしいようで、実は完全に間違った見解をブログに掲載しておられた。それについていろいろな意見が出ているので、彼の考えが…

喜劇と悲劇では、悲劇をみるときのほうがスキッとする

世界はいよいよ人類文明まるごと大絶叫マシーンになって、奈落の底に落ちていくときなのかもしれません。1月5日に日比谷公園でホームレスのおじいさんが、「これから短い時間でたくさんの大変なことを見ることになるだろう。それを楽しむしかない」といっ…

年越し派遣村のもつ意味について

実行委員たちは、国の政策が誤ったために、派遣労働者が路頭に迷ったから、住むところと食べるところを、国が負担せよといっているようです。でも、それをいうなら、もっともっとたくさんの人たちを救わなくちゃいけないんじゃないかな。年越し派遣村を、国…

NOといえる日本

question:1141044698久々にはてなダイアリにきたNOといえる日本って、かっこいいでも、実態がそうでなければ、言わないほうがいい戦争に負けて、戦後20年近くの間、鎖国状態を強いられた日本人は、自分の国がおかれた状況も理解していない人がおおいのでは…

山本陽子の詩、荒川修作の建築

日本人って、日本人の間の関係性だけを うまくやろうとしているって気がするその点で、山本陽子や荒川修作は、違うねもっと海外に向けて、妄想をぶつけたいな

地球浪漫派

[mixi]21世紀の浪漫を求めて - 地球浪漫派 | mixiコミュニティ地球浪漫派のコミュを立ち上げました。 まだ参加者は一人だけ

総選挙と浪漫派の特権、 四次元と五次元,

question:1125838866XYZの3方向の位置とT時間で四次元はわかる でも五次元はわからない*** 浪漫派の特権 ***浪漫を夢見る者だけが、絶望の深さを語りうる 9月11日の衆議院選挙には、まったく気分が乗らない。自民党に投票するのは悔しい一方で、民…

腹黒度チェック 

心や魂は黒いけどね これはどういう意味なのかなあ http://www.goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c045あなたの【腹黒さ】はこんな感じ! あなたの腹黒度はゼロパーセント。つまり腹黒とは真っ向から対立する【純白の天使】です。あなたの心…

世界文化遺産としての原爆ドーム

世界文化遺産に認定されるためには、次の6つの価値基準のどれか1つ以上に該当することが必要。原爆ドームが世界文化遺産として認められたのはその2つをクリアしていると考えられます。1)創造的な才能が生んだ傑作 ●原爆ドームは該当しない2)建築や芸術…

敗戦60年目の夏 ⇒ 占領の秋

私が購読している毎日新聞は、敗戦60周年でいろいろな特集記事を提供してくれた。 そして、これからは、占領についての特集が始まるという。 この国の形を決めた占領のあり方には興味ある。マッカーサーの二千日 (中公文庫)作者: 袖井林二郎出版社/メーカー:…

死なないための建築、原爆と文化

荒川さんの講演会がある■2005.10.29 朝日カルチャーセンター 「 死なないための建築とは −三鷹天命反転住宅ー 」10月に完成予定の分譲集合住宅「三鷹天命反転住宅」を中心に語ります。 死に向かう天命を反転させる家とはいかなるものなのか。 球体の部屋など…

浪漫派的雑感

60年の自己欺瞞と民族否定の歴史の後でここ5年の間に、桶谷秀昭「昭和精神史」、「昭和精神史 戦後篇」、 ジョン・ダワー「敗北を抱きしめて」、三島由紀夫「英霊の声」、 そして小熊英二「民主と愛国」という本を読んできた。その結果、やっと理解できた…

民主と愛国

この本の中で、ナショナリズムとは、国家や民族に関する言及すべてをさす。しかしそれでは議論はふかまらない。私は、以下の定義を提案した。ナショナリズムという概念は、ネイションというひとつの単語が、国家、民族、国民を表現するというトリッキーなと…

民主と愛国

いよいよ明日から合宿で、私はアンカー つまり15章、16章、終章を担当 レジュメづくりのために会社を休んでいますそれにしても面白い本だなあ 読むたびに新しいことを思いつく 小熊英二さんに感謝

高木正勝・高木紗恵子 東京オペラシティー・アートギャラリー、山下

今日は午後休みをもらった。 何をしようかと考えて、東京オペラ・シティー・アート・ギャラリーで高木紗恵子の展覧会をみてきた。高木正勝氏と共同で作成したビデオも上映していた。 絵画もビデオも、極彩色がとてもきれいな作品だが、輪郭のおぼろげさや登…

ナショナリズム

週末に「民主と愛国」の読書会合宿があり、 15,16、終章の担当をしているので 本を最初から自分の担当まで読みました 800ページ以上あって、大変でした826ページに著者のナショナリズムの定義があります。 心情の表現手段として「民族」や「国家…

60回目の敗戦記念日

60という数字は重い。敗戦によって、主権国家でなくなった日本戦後にこの国で起きたことは、すべて虚構であったそういえばそうだし、そうでない気もする。 もういちど自分たちの歴史を考え直すのに今日はよい日である

民主と愛国

小熊英ニの「民主と愛国」のために、土日をつかって読んでいる。 60年前に敗戦した日本は、もしかしたらソノ時点で、滅びた。 天皇がおめおめと生きのびた時点で、滅びた。 そんな気がしている

朝の祈り、消されたソフト

ときどき早起きすると、 池之端、不忍池の側にある 大本・東京本部でお祈りをする 自分で祝詞をあげるのは とても気持ちがいいhttp://big-hug.at.webry.info/200506/article_11.htmlアメリカの占領政策によって、日本人がいかにダメになったか それは意図的…

TOTO

question:1123600994政治なんてくだらない 選挙もくだらない 解散も郵政法案もすべてくだらない バカヤロー 全部くだらねーじゃないかくだならさすぎる日本政治のメルトダウンがいよいよ始まった 今日は 津谷さんといっしょに 久しぶりに 銀座金春通りのパブ…